長谷川さんちの資産運用

3兄弟の父による資産運用実践記!だけでなく、ドタバタな子育て生活のことなども好き勝手綴っている「なんちゃって」資産運用ブログです。

円城寺雄介氏と自分を比べてみて分かったこと

 

こんにちは、長谷川ナオトです。

 

唐突ですが、円城寺雄介(えんじょうじゆうすけ)氏ってご存知ですか?

佐賀県庁の職員であり、『県庁そろそろクビですか?: 「はみ出し公務員」の挑戦』の著者です。

一言でいうと、佐賀県に「救急革命」をもたらした方です。

 

私は全然知らなかったのですが、先日、私の住む新潟県の定番ローカル紙、『新潟日報』の記事で知りました。様々な分野で活躍する人を紹介する、「ひと」という連載です。

長いですが、全文引用しますね。

「ひと」

円城寺 雄介(えんじょうじ ゆうすけ)さん(38)

■「県庁そろそろクビですか?」の本が話題

救急車にタブレット端末iPad(アイパッド)を配備して病院とのネットワークを構築、急患の搬送先を素早く探す―。佐賀県が約5年前から取り組み、搬送時間の短縮につなげた救急革命をけん引した。課長でも係長でもなく、平職員だった。「組織のはみ出し者と見られていましたね」

この頃の奮闘を記した「県庁そろそろクビですか?」(小学館新書)を2月に出版、話題を集めている。直後、山口祥義知事に「自分でドリブルできる職員も必要だ」と声を掛けられた。佐賀を思う挑戦なら、やってみろ―。そう認められたようで、うれしかった。

大学で経済学を学び、2001年、地元の佐賀県庁に就職。10年から本庁の医務課に配属となった。救急車に同乗する機会があり、患者のそばで各病院へ懸命に電話し、受け入れ先を探す救急隊員を目の当たりにした。

以来、昼間は庁舎を飛び出して救急・医療現場を奔走。病院への補助金審査といった本来の担務を、夜間にこなした。搬送時間を短縮する方策を考え「現場で受け入れ先を可視化できればいい」と思いついた。あの手この手で上司に利便性を説き、予算を確保。専用アプリの開発でも先頭に立った。「人は肩書ではなく、共感で動く」と確信している。

情報・業務改革課での仕事の傍ら、国の要請を受け、全国の自治体に出向いて救急現場の改善策を助言する。「役職がなくても、できることは山ほどある」。同期には係長に昇進した者もいるが、意に介さない。

『新潟日報』2016年3月4日朝刊2面

へぇ~、と思わず唸って(うなって)しまいました。

『県庁の星』という映画がありましたが、「この方は、リアル県庁の星だ」と感じました。

調べてみると、救急車へのiPad導入は既に他県にも広まっているとのこと。さらに、円城寺氏はドクター・ヘリの導入にも奔走したらしいです。

 

円城寺雄介氏と自分を比べてしまった・・・

「救急革命」の大変さを勝手に想像する

このように、円城寺氏は「救急革命」をけん引したそうですが、よほどの信念がないとできることではありません。

先の引用文にあるように、まずは上司を説得するところから始まり、最終的に導入に至るまで、それはそれは大変だったろうなぁと思います。

私はシステムエンジニアの端くれですから何となく想像できますが、iPad専用アプリの開発やネットワークの構築、つまりシステムの開発・導入って、本当に大変なことなんです。

 

(ここからは、あくまで私の勝手な想像です!)

「そんなのシステム開発会社に任せればいいじゃん」と思われるかもしれませんが、円城寺氏の立ち位置ではそうもいきません。

イメージにすると、こんな感じ。

システム開発相関関係

システム開発会社は、アプリのUI(見た目)や操作性をどのようにすればよいのか、実際に使うユーザに決めてもらわないと開発を進めることができません。

そこで、システム開発会社と各機関の調整役、橋渡し役として、円城寺氏の立ち位置が非常に重要になってきます。

そもそも県庁主体で始めたことです。もし、システム開発会社が実際の現場(救急や病院)にガンガン質問や確認事項を投げたらどうなるでしょう?

救急や病院側は、「もう、県庁どうなんってんだ!」とか、「別に私たちはアプリなんて無くてもいいんだ!」とそっぽ向いてしまうかもしれません。

そういう態度はシステム開発会社にも伝わります。

システム開発においては、技術的なことも大事ですが、利害関係者同士が前向きに開発に携わることが何より大事です。

間に円城寺氏が入ることで、円滑に進む、というわけですね。

また、県庁にもプロジェクト・チームのような組織が立ち上がったでしょうから、メンバーの面倒もみなければなりません。

 

いずれにせよ、各方面から様々な依頼・要求・質問・確認・調整・etc…が寄せられ、それこそ東奔西走したことと思います。

こういう立ち位置で何かを成し遂げることができる方って、率直に尊敬します。

(繰返しますが、あくまで私の勝手な想像です)

 

自分はどうなんだ?と考えてみた

円城寺氏のことを知って、「自分が同じ立場ならどうする?」「自分ならどうしていただろう?」と、考えさせられました。

 

しがないサラリーマンである私は、そもそも「新しい事業を始めよう!」とか「現場を改善しよう!」といった組織レベルの「改革」をしたいなんて、一切思いません。

がびーん。

 

まず、責任を負わなければなりませんから。

それに、提案が通って予算が確保でき、いざスタート!となったら、逃げるわけにはいきません。どんなに忙しくとも自ら先頭に立って、とにかく進まなければならない。

しかも、成功したとしても特に報酬はなく、毎月決まった給与が支払われるだけです。

どうしても、自分の損得で考えてしまうんですよね。給与に見合った分だけ働き、給与の分を超える労働は「損」である、と本能的に思ってしまう。

 

ですから、何もしない。現業だけやっていれば十分。

 

う~ん、客観的に見て、私って無気力、保守的な人間ですね~。

 

このように円城寺氏を「鏡」として、自分のことを見てみた結果、分かってたけど「つまんない男だな~」ということを改めて思い知らされたわけです。

 

そんな自分を変えたいと思うか?

では、そんな自分を変えたいと思ったかというと…全く思いませんでした~(笑)

組織レベルの革命とは無縁ですが、個人レベルでは色々と新しいことにトライしてますから。

ただ、円城寺氏のようにはなれなくても、「救急革命」のような何らかの「革命」的なことには、メンバーとして参加してみたいなぁとは思います。

 

………。

 

…でも、ちょっと待てよ。

私の職業はシステムエンジニアです。

日々、ユーザ企業独自の業務系システムを開発しています。

 

実はそれって、十分「革命」と呼べるのではないか? と、たった今、思いました。

 

ただ単に仕事をしているだけに過ぎませんが、システムの発注側(私から見たらお客様)の立場で考えてみると、これまで手作業で行っていた非効率的な作業がシステム化(自動化)されるわけですから、ある意味、革命的です。

もちろん、発注側(お客様)がお金を払ってシステムを開発・導入するわけですが、システムを開発した側、つまり私も、その「革命」に携わった、と言えるのではないかー。

 

ちょっと大げさですかね?

でも、そんな風に考えると、仕事のやりがい、モチベーションがちょっとアップしそうです。

もちろん、生計を立てるため、お金を稼ぐために働いているわけですが、自分の働きによって、ほんのちょっと、ほんの僅かかもしれませんが、社会に変化が起きている。

 

ほほう、そうかそうか。

なら尚更、今のままでいいや!

 

皆が円城寺氏みたいになってしまったら、世の中「革命」だらけになってしまいますもんね。

それはそれで困る(笑)

それに、先の引用文にはこのようにありました。

昼間は庁舎を飛び出して救急・医療現場を奔走。病院への補助金審査といった本来の担務を、夜間にこなした。

『新潟日報』2016年3月4日朝刊2面「ひと」

こんなの普通できないでしょ?

というか、何故ここまでしなければならなかったのか疑問です。本来の仕事は誰かに引き継いで、「救急革命」に専念できなかったのでしょうか?

予算の問題?人員不足の問題?

詳しいことは『県庁そろそろクビですか?: 「はみ出し公務員」の挑戦』に書いてあるのかもしれません。読んだ方いらっしゃいましたら、教えてください。

 

ということで、円城寺氏と比べて、自分を卑下する必要なんて全くありませんでした。

もちろん、円城寺氏スゴイ!という思いに変わりはありません。

今後どのようなご活躍をされるのか、密かに応援、注目していきたいと思います。

政治家になったりするかも?

 

おわりに

私の勝手な想像も含めて好き放題に綴ってきましたが、いかがでしたか?

私は円城寺氏を見習おうとは思いませんでしたが、とりあえずシステムエンジニアの端くれとしては、iPad専用アプリを開発する技術を身につけたいですね。

 

こちら、円城寺氏や佐賀県庁に関する特集記事へのリンクです。よろしければどうぞ。

Teacher’s CLIP Vol.12 佐賀県庁職員 円城寺 雄介| 大塚商会

「お役所仕事」の定義を変える佐賀県庁の変革|MacFan

 

機会があったら『県庁そろそろクビですか?: 「はみ出し公務員」の挑戦』を、ぜひ立ち読みしたいと思います。

(買わないんかい!)

 

おしまーい。

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